Column[ 読みもの ]

スタッフブログ『アルカンヴィーニュの出来事』

2020年04月04日

ろ紙

以前の記事では、濾過機や濾過前後の果汁の様子は見てもらいましたが、肝心のろ紙はどのようなものなのかご存知でしょうか。アルカンヴィーニュで使用をしているろ紙は写真の通り、正方形のろ紙を使用しています。もともと色は付いていませんが、濾過の過程で濁っていた物質たちがくっつき色が付くのです。上の赤くなっているろ紙は赤ワインを通したろ紙、下の白を少し濁らせたような色のろ紙は白ワインを通したろ紙です。

ワインの濾過は何か特別な装置でたいそうな事をしているのではないか…、と思いがちですが(と私は昔思っていました。)、機械・ろ紙共に「濾過」と言われて皆さんの頭に浮かぶものの機械や仕組みを少し大きくしたような、そんなイメージです。