Column[ 読みもの ]
日本のワインのこれからを考える 2019
2016年02月14日
週に何本ワインを飲みますか?
きのう今日と異常なほどの暖かさが続いています。もう春になったのかなぁ……と思ったら、ブログを3週間も更新していないことに気がつきました。
千曲川ワインアカデミーの第一期は終盤を迎えました。2月16日は、最近ワイナリーを立ち上げた先輩から話を聞く、という趣向で、高山村から『カンティーナ・リエゾー』の湯本さん、大町市から『ノーザンアルプスヴィンヤード』の若林さんに来ていただきます。翌17日は北海道・岩見沢市から「日本ワインの伝道師」ブルース・ガットラブさんにお出でいただき、アカデミー顧問の石井もと子さんとともに話を聞きます。いくら冬の時期だからとはいえ、遠方から快く出講してくださる講師のみなさんには感謝の言葉もありませんが、アカデミーの生徒たちにとっては、これだけの講師陣に直接話を聞ける機会は将来にわたる糧となることでしょう。
アカデミーは第2期の受講生募集を終えたところです。第2期も20名を超える応募があり、このままでいくと5年間で100個のワイナリーができる計算になる。まあ、実際には全部というわけにはいかないでしょうが、受講生の半分が夢を実現すれば50個、3分の1が目的を果たせば約30個。5年間でそのくらいの数のワイナリーが増えている国は世界では珍しくないので、驚くにはあたりません。
いまは5月からスタートする第2期のカリキュラムを考えながら、講師の先生に依頼のメールを送る仕事をしています。忙しい先生方のスケジュールがうまく調整できるといいのですが。
先週のアカデミーの講義で、講師の先生が生徒に「みなさんは1週間に何本くらいワインを飲みますか?」と質問して、「1本の人は? 2本の人は?……」と手を挙げさせたことがありました。たまたまいちばん後ろの席で聴講していた私は「5本の人」のところで手を挙げましたが、5本は私だけで、それ以上はありませんでした。いちばん多かったのは週に2本という人でした。
私は1週間に7本、毎日1本のワインを開け、そのうちの4分の3くらいを飲みます。だから、週に5本、という計算です。毎日4分の1は妻が飲みます。妻は私に「飲み過ぎだ」といいますが、そうでしょうか。