Column[ 読みもの ]
日本のワインのこれからを考える 2019
2019年12月18日
国際コンクール
日本には日本ワインコンクールがありますが、世界では、それぞれの国の国産ワインのコンクールのほかに、世界各国から出品を募る国際ワインコンクールがあります。アジアやヨーロッパの国際ワインコンクールで入賞する日本ワインも、少しずつですが増えてきました。
国際ワインコンクールでは、複数の国籍のワインテイスターが審査委員を務めます。ここでテイスターというのは「鑑定人」のような意味で使っていますが、要するに出品されたワインをテイスティングして点数をつける、官能審査の専門家のことです。
こうしたワインテイスターには、いわゆるワイン評論家や、ワインジャーナリスト、ソムリエやワインのバイヤーなど、さまざまな立場のワイン関係者が含まれています。日本からも、田崎真也さんや児島速人さんら、世界のワインコンクールに審査委員として呼ばれる国際的なテイスターがいます。