Column[ 読みもの ]

日本のワインのこれからを考える 2019

2020年01月28日

TASTERS CLUB 3

前回のブログに添付した100点満点シートを使って、日本ワインでも外国ワインでも構わないので、自分の飲んだワインを採点してみてください。何人か集まってワイン会をやるとき、それぞれの採点した結果を較べてみるのも面白いと思います。

でも、これだけでは単なる遊びなので、ワインユーザーによる評価をワイン評論家や有名ジャーナリスト等による権威的な評価に対抗させるには、やはりデータを一ヵ所に集積して、ワインユーザーの総意を結集させなければなりません。そのためには一人1万円の会費を払っていただいて、採点結果をクラブに投稿してもらう必要があるのです。

このクラブの会員になるメリットは、専門家によるテイスティング講座などで試飲・評価のスキルを身につけることができる……だけでは弱いので、たとえば採点シートを投稿した回数が多い人や、全部の採点シートの平均とぴったり同じ点数をつけた人とか、あるいは他のなんらかの方法(たとえば抽選とか)により選ばれた人に、賞品(ワインやワイングッズ)が当たる……といったインセンティブを用意する必要があります。

クラブ会員のためのインセンティブとして、NAGANO WINE を対象にして投稿する常連会員のうち何名かに、長野県の官能審査会の委員になってもらう……というのもよいかもしれません。