Column[ 読みもの ]

玉村豊男ブログ『日本のワインのこれからを考える 2019』

2019年04月09日

ジェームズ・ボンド

日本では明治時代からワインづくりが行われてきましたが、本格ワイン(いま私たちがふつうに「ワイン」と呼んでいるもの)は、日本でつくっても外国から輸入してもまったく売れなかったので、輸入ワインに香料や甘味...

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2019年04月05日

国粋主義

もうひとつ、「日本のワインを愛する会」の辰巳琢郎会長が、海外のワイナリーでも日本人がつくっているワインなら「日本のワイン」と呼んで応援する……という発言を同会の設立のときの挨拶で述べています。そうなる...

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2019年04月02日

ワインは土地を表現する

私は、つねづね、ワインはその土地の価値を表現するものだ、と言ってきました。ワインづくりは、まずブドウ栽培からはじまるもので、収穫されたブドウの果実は、ブドウが栽培されたその土地の光や風や雨や土の個性を...

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2019年03月29日

ワインに親しむ入口

FTAやEPA、TPPなどで輸入ワインの関税が安くなると、日本のワインメーカーにはどんな影響があるか、という質問を、去年から今年にかけて、多くの新聞記者から受けました。 この質問に対する私の答は...

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2019年03月26日

日本のワイン

「日本のワインを愛する会」の辰巳琢郎会長によれば、同会の目的は、できるだけ多くの人にワインに親しんでもらいたい、もっと気軽にワインを飲む人が増えてほしい、ということだそうですが、その考えには全面的に賛...

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2019年03月26日

国内製造ワイン

2018年10月30日から適用となった国税庁による表示ルールでは、日本国内で製造されるワイン(国内製造ワイン)のうち、「国産ぶどうのみを原料とし、日本国内で製造された果実酒」を「日本ワイン」と呼ぶ、と...

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2019年03月19日

日本のワインを愛する会

「日本ワインを愛する会」(山本博会長)は解散しましたが、それと同時に新しい団体「日本のワインを愛する会」が設立され、「日本ワインを愛する会」の副会長だった辰巳琢郎さんが「日本のワインを愛する会」の会長...

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2019年03月15日

日本ワインを愛する会

2003年に設立された「日本ワインを愛する会」(一般社団法人日本ワイン協会)が、昨年11月の満15周年を以て、会としての活動を停止しました。2018年10月30日から(3年間の周知期間を経て)適用とな...

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2019年03月12日

日本のワインのこれからを考える2019  【0312 新連載 ―予告―】

これまで『ワインバレーを見渡して』と題してきたブログは、2018年4月24日を最後に更新が途絶えていました。途絶えていました……なんて客観的な書きかたができる理由ではなく、要するに私がサボっていたので...

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2018年04月24日

原産地呼称管理制度

長野県の原産地呼称管理制度は、田中康夫氏が県知事になったときに、ソムリエの田崎真也氏と私に、県産農産物のPRに協力してくれないか、と相談があったことからはじまりました。県産の物品をPRするには、それが...

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