Column[ 読みもの ]

玉村豊男ブログ『日本のワインのこれからを考える 2019』

2019年09月10日

赤いヴェルデ

私は3年前にポルトガルに行って、現代のヴィーニョ・ヴェルデをたくさん飲んできまし た。なんと22年ぶりの再訪で、ヴィーニョ・ヴェルデの品質の変化に驚きました。かつて の荒々しい野趣は影をひそめ、す...

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2019年09月06日

ヴェルデは地元で樽から飲む

当時、ボトルに詰めて売っている「ヴィーニョ・ヴェルデ」は、私が探した限りではリス ボンに本拠を置く「ガタオ(ン)=GATAO(Aの上に~という記号がついて鼻母音にな る)」というメーカーだけでした...

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2019年09月03日

ポルトの居酒屋

私が「ヴィーニョ・ヴェルデ」を飲みにポルトガルに足繁く通うようになったきっかけは、 ポルト(オポルト)の街で偶然見つけた居酒屋でした。男たちが店の前にまで溢れて立ち 飲みしているようすに惹かれて中...

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2019年08月30日

ヴィーニョ・ヴェルデ

ポルトガルの「ヴィーニョ・ヴェルデ」といえば、いまでは爽やかな白ワインが人気で世 界中に輸出されており、従来の在来種のほかにスペイン系のアルバリーニョ種などを導入 した高級品も増えています。が、2...

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2019年08月27日

野生的な匂い

私は青年の頃にフランスでワインの味を覚えた者なので、フランス人の「キツネ臭嫌い」 が、身についてしまいました。いまでも、ラブルスカ種やそのハイブリッドからつくった ワインは、自分から飲もうとは思い...

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2019年08月23日

キツネ臭の壁

「世界ではヴィニフェラ属以外のブドウ品種からワインをつくっている国はほとんどな い」。以前そう書きましたが、その理由は、アメリカ系のブドウや野生のヤマブドウには、 独特の匂いがあるからです。アメリ...

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2019年08月20日

多様な交配種

最初期はうまく行かなかったけれども、その後の努力により日本にも定着したヨーロッパ系のヴィニフェラ種。雨や寒さに強いことから導入された、アメリカ系のラブルスカ種。もともと日本に自生していたヤマブドウ。そ...

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2019年08月16日

日本のヤマブドウ

日本には、もともとヤマブドウがありました。ヨーロッパブドウの原生種で氷河期を生き延びたのは1種類(ヴィニフェラ種の祖先)だけ、と言いましたが、アジア東部地域の原生種には、ロシア・中国東北部・朝鮮半島な...

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2019年08月13日

川上交雑品種

日本の風土と気候の下で、なんとかワインになるブドウを育てたい。そう考えた川上善兵衛は、私財を投じて育種に取り組みました。みずからフランスから原書を取り寄せて勉強し、さまざまな品種を集めてかけ合わせなが...

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2019年08月09日

川上善兵衛

日本ワインの品種を増やしている原因は、アメリカ系品種とヴィニフェラ種、あるいはヤマブドウ品種との交配が、数多くおこなわれてきたことも関係しています。ヴィニフェラ種単独では雨や病気に弱いので、それらに強...

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