Column[ 読みもの ]

玉村豊男ブログ『日本のワインのこれからを考える 2019』

2019年07月02日

ワイン生産国の常識

さて、本の宣伝が終わったので、これまでの連載の続きに戻ります。話は、ヨーロッパ各地のブドウ畑がフィロキセラの被害で全滅したのを契機に、ヴィニフェラ種のブドウの穂木をアメリカブドウ(ラブルスカ種)の台木...

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2019年06月28日

大人の絵本

先週から、見本として版元から送られてきた『ぼくのワインができるまで』を何冊か、ヴィラデストのショップに並べて反応を伺いました。常連のお客さんや仕事の打ち合わせで訪れた関係者に本を手に取ってもらうと、パ...

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2019年06月25日

緊急広告!「ぼくのワインができるまで」

連載は品種に関する話の途中ですが、新刊が出たのでお知らせします。 『ぼくのワインができるまで』というタイトルの絵本が、東京書籍から刊行されました。2019年7月5日第1刷発行、となっていますが、...

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2019年06月22日

台木と穂木

ヴィニフェラ種のブドウはかならずアメリカブドウ(ラブルスカ種)の台木に接ぎ木をする、という方法はこのときに考え出され、危機にあったヨーロッパのワイン生産を救いました。 接ぎ木というのは、台木(根...

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2019年06月19日

フィロキセラ

アメリカ東海岸へのヴィニフェラ種植栽が失敗したのは、北部における冬の低温や南部における夏の高温と多湿だけが障害ではなく、実はフィロキセラという虫がおもな原因であることが、後になって分かりました。フィロ...

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2019年06月14日

ヴィティス・ラブルスカ

北米大陸に移民したフランス人やスペイン人は、アメリカのヤマブドウでは彼らの口に合うワインができないので、本国からヴィニフェラ種の苗木を持ち込んで栽培しようとしました。が、17世紀から18世紀にかけて盛...

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2019年06月11日

アメリカブドウ

西アジアからヨーロッパにかけては、約1万年前の氷河期を生き延びた野生ブドウは1種類しかなく、それが7000年ほど前からアララット山麓で栽培されるようになり、唯一の栽培種「ヴィティス・ヴィニフェラ」とし...

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2019年06月07日

方舟の残骸

アララット山麓のどこかに「ノアの方舟」の残骸が埋まっている、という説は繰り返し唱えられ、数千年前の炭化した木片が見つかったとか、人工衛星が氷河の下の船影を撮影したとか、さまざまな報告がありますが、どこ...

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2019年06月04日

ワインこそ命のみなもと

聖書の編纂がはじまった紀元前5世紀から4世紀ごろ(いまから約2500~2400年前)には、すでにユダヤ人たちが住むシナイ半島でもヴィニフェラ種のブドウが栽培されていました。そして、自分たちが栽培してい...

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2019年05月31日

アララット山

アララット山の麓には、私も行ったことがあります。昔、マンズワインのPR誌に原稿を書いていたとき、「甲州ブドウのルーツを探して」というテーマの取材で出かけました。甲州ブドウはヴィニフェラ種の末裔ですから...

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