Column[ 読みもの ]

玉村豊男ブログ『日本のワインのこれからを考える 2019』

2019年05月31日

アララット山

アララット山の麓には、私も行ったことがあります。昔、マンズワインのPR誌に原稿を書いていたとき、「甲州ブドウのルーツを探して」というテーマの取材で出かけました。甲州ブドウはヴィニフェラ種の末裔ですから...

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2019年05月28日

ノアの方舟

ヨーロッパブドウの原産地とされる、カスピ海と黒海にはさまれた、アララット山の麓……といえば、旧約聖書(創世記)に出てくる「ノアの方舟」が漂着した場所と同じです。地球のすべてを覆い尽くす大洪水の中、ノア...

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2019年05月24日

ワインをつくるためのブドウ

野生ブドウが潰れて、その果汁が自然に発酵して酒になっていることを偶然発見した……のが「最初のワイン」だとしたら、その発見は1万年前、氷河期が終わって間もない頃ではないか、といわれています。「最初のワイ...

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2019年05月22日

世界最古のワイン生産国

ヨーロッパブドウが、たった1種類の「ブドウ属」から生まれた経緯は、これで分かりました。氷河期が終わって、温暖な気候が戻ってきたとき、他の多くの仲間たちは寒さで死に絶えたにもかかわらず、1種類の野生ブド...

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2019年05月17日

氷河期の生き残り

今日、私たちが知っているブドウという植物は、何千万年も前から地球上に存在していたブドウ属のうち、約1万年前の氷河期を生き延びたもの、ということになるわけですが、衝撃的なのは、それぞれの種群に属する「品...

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2019年05月15日

ブドウの起源

『日本ブドウ学』(中川昌一監修・養賢堂発行1996年)では、ブドウの起源と分類について、以下のように述べています。 「ブドウの祖先が地球上に出現したのは白亜紀の前期(およそ1億4000年前)とさ...

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2019年05月10日

ヴィティス・ヴィニフェラ

アメリカには、ヴィティス・ラブルスカVITIS LABRUSCA(アメリカブドウ)のほか約30種のブドウ属(より正確に言えば「真ブドウ亜属」)があり、アジアには、アジア野生ブドウVITIS AMURE...

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2019年05月07日

ブドウの品種

日本では、数多くのブドウ品種からワインがつくられています。日本も「ワイン生産国」のひとつと考えれば、これほど多様な品種からワインをつくっている「ワイン生産国」は世界でも日本だけだと思います。 ブ...

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2019年04月27日

赤玉ポートワインの残像

長野県の塩尻市は、赤玉ポートワインの原料供給地として長いあいだブドウを栽培してきました。赤玉ポートワインは、最初は輸入ワインを使って調合していましたが、その後は国内で栽培したブドウから原料のワインをつ...

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2019年04月24日

消えたヴィンヤード

山形県は果物王国で、ブドウの生産量も、山梨県、長野県に次いで日本第3位です(岡山県が第4位)。ワインの分野でも、タケダや高畠を初めとする日本屈指のワイナリーを擁するほか、小規模ワイナリーも増え、新規参...

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